中間集会のご案内
日本特別ニーズ教育学会2023年度中間集会
開催案内(最終案内)
日本特別ニーズ教育学会の2023年度中間集会を6月25日(日)に開催します。今回は対面とオンラインのハイブリッド開催となります。午前中には、研究委員会主催の若手チャレンジ研究会(卒論・修論等デザイン発表会)を企画しております。午後のシンポジウムでは「国連障害者権利委員会の「総括所見」とインクルーシブ教育の展望」というテーマで、障害者権利条約に照らして日本の特別支援教育の現状と課題をおさえながら、インクルーシブ教育の展望と特別ニーズ教育の役割について議論したいと思います。
本学会にとって、ハイブリッド開催という初めての試みとなりますが、実りある研究の議論や交流ができるよう準備してまいります。詳細は以下の概要をご覧ください。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2023年6月16日
日本特別ニーズ教育学会2023年度中間集会準備委員会
河合隆平(東京都立大学)
日本特別ニーズ教育学会2023年度中間集会概要
1.開催日程:2023年6月25日(日)10:00~16:00
2.会場:東京都立大学(南大沢キャンパス)1号館110教室・120教室
※対面とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催
【会場アクセス】〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1
京王線南大沢駅・徒歩7分
※詳細は、東京都立大学ホームページ・交通アクセスをご覧ください
https://www.tmu.ac.jp/campus_guide/access.html
※南大沢駅は、新宿駅から橋本駅行き特急利用による最短で36分です。
JR新横浜駅からはJR橋本駅乗り換えで約50分です。
3.プログラム
9:30 開場
10:00~12:00 若手チャンレンジ研究会(110教室)
卒業論文・修了論文・課題研究・修士論文・博士論文等のデザイン検討、
SNE学会における学会発表の予備的検討
*発表者やテーマについては最終案内(PDFファイル)をご確認ください。
若手チャレンジ研究会に関する詳細はこちらも合わせてご確認ください。
12:00~13:00 休憩
13:00~16:00 シンポジウム(120教室)
国連障害者権利委員会の「総括所見」とインクルーシブ教育の展望
シンポジスト 越野和之氏(奈良教育大学):「総括所見」をどう読むか
小池雄逸氏(東京都公立小学校教員):発達障害のある子どもの教育から
山下洋児氏(元東京都中学校特別支援学級教員):知的障害のある子どもの教育から
佐竹葉子氏(埼玉県特別支援学校教員):障害の重い子どもの教育から
司 会 河合 隆平氏(東京都立大学)
シンポジウムの趣旨
2022年9月9日、国連障害者権利委員会が「日本の報告に関する総括所見」を公表しました。この総括所見が示した「教育」に関する勧告内容についてさまざまな立場からの受けとめがなされていますが、とりわけ「隔離された特別教育の永続化」という指摘をめぐっては、日本の特別支援教育への評価にかかわる重要な論点を含んでいると考えられます。本シンポジウムでは、総括所見を参照軸として特別支援教育の現状と課題を分析し、日本における特別ニーズ教育とインクルーシブ教育の展望について通常教育学と障害者教育学を架橋した議論をめざしたいと思います。今回は、発達障害、知的障害、重度障害それぞれの教育領域からの問題提起を受けて議論を深めたいと思います。
4.集会前から集会当日について
・参加申込された方に、1週間前を目安に、『発表要旨集』(データ形式、冊子はありません)、大会参加用ZoomのURLなどを、Peatixのシステムを通して配信いたします。
・当日は受付にて参加登録の確認をお願いします。受付は1号館1階ロビーになります。
・大学構内では、大学等高等教育機関で相互利用できるキャンパス無線LANのローミングサービスであるEduroamをご利用いただけます(ご利用登録されている方のみ)。
・昼食については大学近隣に飲食店、スーパー、コンビニエンスストアがあります。構内の大学生協食堂は営業しておりません。
・その他、集会参加に関する各種のお知らせは、Peatixのシステムからの配信となります。
5.参加費のお支払い、キャンセルについて
参加受付は終了しております。参加費は、会員・非会員1,500円です。なお学部学生以下は無料です。
キャンセル、領収書の発行等の手続きはPeatixサイトを通して行ってください。
*PeatixホームページURL http://sne-chukan2023.peatix.com
6.お問い合わせ先
2023年度中間集会準備委員会 河合 隆平
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1 東京都立大学人文社会学部教育学教室
E-mail ryhey[アット]tmu.ac.jp