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第31回研究大会の2次案内を掲載しました。

2025/07/04

大会情報

第31回研究大会の2次案内を掲載しました。

日本特別ニーズ教育学会第31回研究大会(兵庫大会)二次案内

(二次案内PDFおよびチラシは研究大会ページをご確認ください。https://www.sne-japan.net/research-conference/ )

皆様にはお元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。

日本特別ニーズ教育学会第31回研究大会は、兵庫教育大学と芦屋大学との共催により、芦屋大学六麓荘キャンパスにおきまして、2025年1018日~19日(17日は前日プログラム)に実施いたします。現在、大会前日プログラムを含めた研究大会プログラムを研究大会準備委員会で鋭意検討しております。また大会初日には、懇親会も予定しています。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

2025年7月1日

日本特別ニーズ教育学会第31回研究大会(兵庫大会)

大会準備委員長 石橋由紀子(兵庫教育大学)

 

(1)開催日20251018日(土)~19日(日)

     *1017日(金)に前日プログラムを実施

(2)開催地:芦屋大学六麓荘キャンパス

芦屋大学本館(5号館2階)

*自家用車でのご来場はご遠慮ください。

*会場は神戸三宮や大阪梅田に近く、JR芦屋駅、阪急芦屋川駅、阪神芦屋駅の3つの駅からバスやタクシーでのアクセスが可能です(タクシーで15分~20分程度)。

(3)運営体制:第31回大会準備委員会  

準備委員長     石橋 由紀子(兵庫教育大学准教授)

副準備委員長    阪本 美江 (芦屋大学教授)

事務局長      石井 智也 (兵庫教育大学准教授)

準備委員      槇場 政晴 (芦屋大学教育研究所所長)

準備委員      原田 江梨子(芦屋大学大学院教育学研究科博士後期課程)

  準備委員会事務局

  石井 智也(兵庫教育大学准教授)

  メールアドレス:taikai@sne-japan.net

大会支援委員:髙橋 智(学史WG委員長・東海学院大学)

田部絢子(代表理事・金沢大学)

内藤千尋(事務局長・山梨大学)

能田昴(理事・秋田大学)

池田敦子(理事・東海学院大学)

石川衣紀(長崎大学)

 

後援:兵庫教育大学・芦屋大学・兵庫県教育委員会・芦屋市教育委員会・加東市教育委員会

 

(4)研究大会の日程

日 時

内 容

会 場

10月17

(金)

 

【前日プログラム】

*三田谷治療教育院、賀川記念館、ふたば学舎・大橋地下道ウォールギャラリー、丸山中学校西野分校(夜間中学)

現地

10月18日(土)

8:40~

受付開始

芦屋大学本館5号館2

 

9:20~

開会セッション

9:40~

11:40

自由研究発表(1)、若手チャレンジ研究会(1)

…(2時間)

 

昼休み

12:401430

ラウンドテーブル(会員企画・公募)

14:40

17:10

【準備委員会企画シンポジウム】(2時間30分)

「貧困・外国籍・障害」等を背景にもつ子ども・若者・成人にとっての学びの意義と特別ニーズ教育の課題

①    江口怜氏(摂南大学):夜間中学の歴史から考える社会的マイノリティと義務教育

②    井口幸治氏(神戸市中学校教諭・識字教室「ひまわりの会」):「生きること」と「学ぶこと」~夜間中学・識字教室の生徒から学んだこと~

③    宮﨑仁史氏(NPO法人Seeds of Tomorrow・支援塾みんラボ):すべての人に基礎学力と自己肯定感の育成のための学習支援活動

(指定討論)

①    武井哲郎氏(立命館大学)

②    原田琢也氏(金城学院大学)

18:002000

懇親会

かごの屋芦屋店(予定)

かごの屋 芦屋店

10月19日(日)

8:30

受付開始

 

芦屋大学本館5号館2

9:00~

11:00

自由研究発表(Ⅱ)、若手チャレンジ研究会(Ⅱ)

…(2時間)

11:451305

学会総会・奨励賞表彰式

13:151605

 

【学史WG企画課題研究】(2時間50分)

「特別ニーズ教育学史の研究」

①    髙橋智氏(東海学院大学)ほか:特別ニーズを有する子どもの教育史研究の30

②    田中謙氏(日本大学):「通級による指導」と特別ニーズ教育の30

③    新井英靖氏(茨城大学):特別ニーズを有する子どもの教育課程および教授・学習過程と特別ニーズ教育の30

④    栗山宣夫氏(育英短期大学):病気等の特別ニーズを有する子どもと特別ニーズ教育の30

16:151630

クロージングセッション

 

(5)参加費:正会員:5000 円、臨時会員(一般):6000 円、学部・専攻科および職に就いていない大学院学生:3000円(いずれも『発表要旨集録』代含む)。高校生以下は無料(ただし『発表要旨集録』は配布しない)。

 

(6)参加申し込み方法:Peatixサイトよりお願いいたします。申し込み締め切りは1010日(金)です。当日参加はありません。※初めて Peatix をお使いになる場合は、申し込み前に Peatix の「新規登録」が必要です。

【参加申し込み】

Peatixサイト:https://sne31hyogo.peatix.com

(7)前日プログラム:10月17日(金)(10301930)に予定されている大会前日プログラム見学ツアーの申し込みは、参加申し込みの後に、以下より申し込みください。締切は103日(金)といたします。希望が多数の場合は、見学・参観の性格上、先着順とさせていただきます。定員となりましたら、申し込みを締め切ります。ご了承ください。(すべての企画に参加される方を優先いたします)

【前日プログラム申し込み(Google Form)】

https://forms.gle/wBaDVu1ftcrXWb2g7

 

(8)発表申し込み方法

*①自由研究発表、②若手チャレンジ研究会、③ラウンドテーブルの3つの発表を募集します。

 ①自由研究発表の発表申し込み方法

  ◆特別ニーズ教育の原理・歴史、教育制度・政策・運動、教育内容・方法・実践、国際比較等に関する個人研究・共同研究の発表を募集します。

  ◆発表資格は個人研究・共同研究ともに筆頭・連名発表者全員が本学会会員であることです(※)。

  ※非会員の方は筆頭発表者にはなれませんが、第31回研究大会参加の臨時会員(一般)として連名発表者になれます。

  ◆発表される会員の方は今年度(2025年度)の会費が納入済みであることが必要です。

  ◆発表を希望する方は、Peatixサイトより第31回研究大会の参加申し込みの手続きをした上で、88日(金)までに、
   以下の発表申し込みサイトよりお申込みください。併せて研究倫理に関しても回答をお願いいたします。
   発表希望が多数の場合は、会場の都合上、先着順とさせていただきます。ご了承ください。

  【自由研究発表申し込み(Google Form)】

  https://forms.gle/hC4VYbLowf8K9FdJ9

  【研究倫理(Google Form)】

  https://forms.gle/7bDGKiNc8hsjNW179

  ◆発表者には「A4サイズ2ページの発表抄録」(831日(日)締め切り)の提出を求めます。
   提出方法等の詳細は、発表申し込みをされた方に別途お知らせいたします。

  ◆口頭発表時間は15分、その後の質疑応答10分です。

  ◆発表抄録の提出、発表、質疑応答の完了をもって、発表の成立といたします。

 

 ②若手チャレンジ研究会の発表申し込み方法

  ◆特別ニーズ教育における若手育成・社会貢献の観点から、日本特別ニーズ教育学会研究委員会では若手チャレンジ研究会を開催しています。
   内容のみならず研究方法についても適切な助言が受けられるよう、
   発表者の研究内容及び方法に合わせて研究実績の豊富なコメンテーターの選定をおこなった上で実施しています。

  ◆大学学部・特別専攻科・教職大学院・大学院修士課程の学生を対象に、
   卒業論文・修了論文・課題研究・修士論文の研究デザインに関する発表を募集します。
   ある程度の研究実績を重ね、博士論文の完成を目指す博士課程の方は、一般発表への申し込みをお願いします。

  ◆1発表25分(発表15分、コメンテーターによるコメント及びフロアーからのコメント10分)、発表枠:4枠

  ◆発表資格は本学会会員であることですが、大学学部・特別専攻科の学生に限り、非会員の方でも応募できます。

  ◆個人研究としての発表となりますので、指導教員が連名となる必要はございません。

  ◆発表を希望する方は、Peatixサイトより第31回研究大会の参加申し込みの手続きをした上で、88日(金)までに、
   以下の発表申し込みサイトよりお申込みください。併せて研究倫理に関しても回答をお願いいたします。
   発表希望が多数の場合は、会場の都合上、先着順とさせていただきます。ご了承ください。

  【若手チャレンジ研究会発表申し込み(Google Form)】

   https://forms.gle/hC4VYbLowf8K9FdJ9

  【研究倫理(Google Form)】

   https://forms.gle/7bDGKiNc8hsjNW179

  ◆発表者には「A4サイズ2ページの発表抄録」(831日(日)締め切り)の提出を求めます。
   提出方法等の詳細は、発表申し込みをされた方に別途お知らせいたします。

  ◆発表抄録の提出、発表、質疑応答の完了をもって、発表の成立といたします。

 

 ③ラウンドテーブル企画の申し込み方法

  ◆ラウンドテーブル企画の申し込み資格は、本学会会員であることです。

  ◆ラウンドテーブル企画の申し込みや発表される会員の方は、今年度(2025年度)の会費が納入済みであることが必要です。

  ◆非会員の方は、第31回研究大会参加の臨時会員(一般)として登録し、参加費を支払った後に発表者になれます。

  ◆ラウンドテーブル企画の申し込みを希望する方は、Peatixサイトより第31回研究大会の参加申し込みの手続きをした上で、
   88日(金)までに、以下のラウンドテーブルの申し込みサイトよりお申込みください。併せて研究倫理に関しても回答をお願いいたします。
   希望が多数の場合は、会場の都合上、先着順とさせていただきます。ご了承ください。

  【ラウンドテーブル企画の申し込み(GoogleForm)】

   https://forms.gle/J1iiVLWThsPoTEzB6

  【研究倫理(GoogleForm)】

   https://forms.gle/7bDGKiNc8hsjNW179

  ◆ラウンドテーブル企画の申し込み者には「A4サイズ2ページの発表抄録」(831日(日)締め切り)の提出を求めます。
   提出方法等の詳細は、申し込みをされた方に別途お知らせいたします。

 

(9)研究大会優秀発表賞

◆第27回研究大会から理事会・研究委員会により「研究大会優秀発表賞」制度が創設されました。優秀発表賞は本学会の「特別ニーズ教育に関する理論的・実践的研究を通して、学習と発達への権利に関する教育科学の確立を期する」という目的に資するため、研究大会の自由研究発表(若手チャレンジ研究会発表を含む)における優秀な研究発表の表彰を通して、特別ニーズ教育研究の奨励と次世代育成をめざすものです。

◆優秀発表賞の対象は、研究大会の自由研究発表(若手チャレンジ研究会発表を含む)の筆頭発表者であり、かつ大学等の学部・専攻科・大学院等の学生、および研究歴の短い教育・保育・療育・福祉等の実践者とします。

◆優秀発表賞の審査は、自由研究発表(若手チャレンジ研究会発表を含む)の分科会座長が発表要旨集の掲載要旨、当日の発表内容・応答等を総合的に判断して該当者の有無を理事会に報告し、研究大会中に開催される理事会の審議により決定します。

◆優秀発表賞は、研究大会のクロージングセッションにおいて理事会より発表・表彰し、授賞者に賞状を授与するとともに、本学会ウェブサイト・会報等にて公表をいたします。

◆優秀発表賞の詳細は、学会ホームページをご確認ください。

 

10)研究大会の内容

10月18日(土)(14:40~17:10)

【準備委員会企画シンポジウム】

「『貧困・外国籍・障害』等を背景にもつ子ども・若者・成人にとっての学びの意義と特別ニーズ教育の課題」

【企画趣旨】

 現代の急激な社会構造の変化、家庭の経済的格差や養育困難の拡大のなかで、子ども・若者は多様な不安・緊張・ストレス等を抱えながら生きており、子ども・若者の心身の成長や発達は危機的な状況にある。とくに「貧困・外国籍・障害」等を背景にもつ子ども・若者は学習困難、不適応、低所得や失業、家庭内の混乱、長期欠席・不就学、高校中退・非行・逸脱等の多様で複合的な困難を抱えている。
 こうした多様な困難を有する子ども・若者は小中学校等で十分に学ぶことができなかったり、不適応・長期欠席・不登校を余儀なくされることも少なくない。公立夜間中学は様々な理由で日本の義務教育を修了できなかった若者・成人(学齢超過)が学び直しを行い、義務教育の卒業資格(中学校卒業資格)を取得する教育機関ではあったが、2016年の教育機会確保法制定を経て、学校に通えずに中学校を卒業した「形式卒業者」の就学も可能となり、義務教育段階で実質的に十分に学ぶことができなかった若者・成人を対象としながら夜間中学の増設が全国的にめざされている。
 兵庫県内には神戸市に2校、尼崎市に1校、姫路市に1校の公立夜間中学の開設がなされている。長田区の神戸市立丸山中学校西野分校は1950(昭和25)年に開校されているが、1995(平成7)年の阪神淡路大震災で校舎倒壊に至った(翌年に須磨区の神戸市立太田中学校で実施)。こうした状況から、識字教室「ひまわりの会」をはじめとして、兵庫県立湊川高校や神戸市立楠高校に識字教室が開設された。神戸市(長田区)では、公立夜間中学のみならず、識字教室や自主夜間中学等の地域の取り組みも、「貧困・外国籍・障害」等を背景にもつ若者・成人の学びと生活を支えてきた。
 さて現在、長期欠席・不登校や外国籍児童生徒の増加も相俟って、こうした子ども・若者の多様で複合的な困難・ニーズに応じることの困難さが学校教育現場においても聞かれるところである。そうしたなかでフリースクールや「学びの多様化学校」の増設がなされてきているが、これまで多様な背景を有する若者・成人の学びの提供を通して、生徒に生きる希望や将来の希望を与えてきた公立夜間中学・自主夜間中学・識字教室の取り組みを検討することは、子ども・若者・成人の多様な困難・ニーズに応じる「特別ニーズ教育」の今後の在り方を検討するうえで重要である。
 上記より本シンポジウムでは阪神地域、とくに神戸市において公立夜間中学や識字教室、無料支援塾等において「生きづらさ」を有する若者・成人への教育支援・研究に携わってきた実践家や研究者をお呼びして、『貧困・外国籍・障害』等を抱える若者・成人にとっての学びの意義という視点から、「特別ニーズ教育」の課題を考えていきたい。

【登壇者・シンポジスト】

(話題提供者)

  • 江口怜氏(摂南大学現代社会学部) 「夜間中学の歴史から考える社会的マイノリティと義務教育」
  • 井口幸治氏(神戸市中学校・識字教室「ひまわりの会」)「『生きること』と『学ぶこと』~夜間中学・識字教室の生徒から学んだこと~」
  • 宮﨑仁史氏(NPO法人Seeds of Tomorrow・支援塾みんラボ)「すべての人に基礎学力と自己肯定感の育成のための学習支援活動」

(指定討論者)

  • 武井哲郎氏(立命館大学経済学部)
  • 原田琢也氏(金城学院大学人間科学部)

 

10月18日(土)18:00~20:00を予定

懇親会

かごの屋 芦屋店(予定)
*先着50名程度で準備しています。
*懇親会費は別途当日にお支払いいただきます(5000円~6000円)
住所:兵庫県芦屋市上宮川町2-14
アクセス:JR「芦屋駅」南出口より南へ徒歩2分国道2号線沿い北側

 

10月19日(日)(13:15~16:05)

【学史WG企画課題研究】
「特別ニーズ教育学史の研究」

  • 髙橋智氏(東海学院大学)ほか:特別ニーズを有する子どもの教育史研究の30
  • 田中謙氏(日本大学)「通級による指導」と特別ニーズ教育の30
  • 新井英靖氏(茨城大学):特別ニーズを有する子どもの教育課程および教授・学習過程と特別ニーズ教育の30
  • 栗山宣夫氏(育英短期大学):病気等の特別ニーズを有する子どもと特別ニーズ教育の30

 

10月17日(金)(10:30~19:30)予定

日本特別ニーズ教育学会第31回研究大会前日プログラム見学ツアー

日本特別ニーズ教育学会第31回研究大会前日の1017日(金)において、準備委員会として「日本特別ニーズ教育学会第31回研究大会前日プログラム」を開催します。

 本企画は、普段なかなか行くことが難しい日本の特別ニーズ教育・特別支援教育に関わる歴史記念館・資料室、多様な背景を有する若者・成人の教育保障を実施してきた夜間中学等への見学ツアーを実施し、参加者の研究的視野を拡げる学びの機会とするものです。

 とくに特別ニーズ教育・特別支援教育に関心のある若者・若手(高校生、大学学部・専攻科・大学院学生等)の皆さんの応募に期待しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

  • 「三田谷治療教育院資料室見学ツアー」(芦屋市)1030~11:30
  • 「賀川記念館見学ツアー」(神戸市中央区)13:3015:00(入館料300円が必要になります)
  • 「ふたば学舎・大橋地下道ウォールギャラリー見学ツアー」(神戸市長田区) 16:15~17:15
  • 「丸山中学校西野分校(夜間中学)見学ツアー」(神戸市須磨区) 18:00~19:3

*希望が多数の場合は、見学・参観の性格上、先着順とさせていただきます。定員となりましたら、申し込みを締め切ります。ご了承ください。(すべての企画に参加される方を優先いたします)

*すべてのプログラムに参加可能な時程となっておりますが、途中からの参加やそれぞれのプログラムごとに参加することもできます。施設間の移動は公共交通機関と徒歩になります。

*時程は若干変動することがございます。その際には更新をいたします。

 

  • 三田谷治療教育院

ウェブサイト:https://sandaya.or.jp/about-history/

住所:兵庫県芦屋市楠町165

アクセス:JR芦屋駅から徒歩約20分、阪神打出駅から約10分、阪急夙川駅から約14分

【概要】

  • 法人の名称は、創設者三田谷啓博士の名前に由る。三田谷啓は、貧しい農家に生まれたが、志を得て苦学の末、医者となった。ドイツ留学の際、出会った「治療教育学」を日本に持ち帰り、昭和2年にその実践の場として建てたのが三田谷治療教育院である。
  • このプログラムでは、三田谷治療教育院の資料室の閲覧を行うとともに、治療教育院の理事長より三田谷啓の足跡や三田谷治療教育院の歴史や現代的な課題についてお話をいただく。

 

  • 賀川記念館

ウェブサイト:https://core100.net/

住所:兵庫県神戸市中央区吾妻通5丁目2−20

アクセス:阪神電車:春日野道駅から徒歩約6分、JR三ノ宮駅・阪急三宮駅から徒歩約10

*入館料300円が必要になります。

【概要】

  • 賀川記念館は、「隣保館」(第二種社会福祉事業:1963年に認可)です。現在の賀川記念館2009 年に建てられた。館内には、医療テナントや法人本部、友愛幼児園などもあり、連携しながら事業を行っている。
  • 賀川記念館のミュージアムは社会福祉法人が運営する資料館であり、社会福祉実践と密接に関わっている。賀川豊彦の生涯やイエス団の歴史を基に社会福祉教育や人権教育を行っている。また、当館では、賀川豊彦の歴史を検証し、彼の負の遺産の責任を負い、省みて現代の社会福祉実践を行いたいと考えている。
  • このプログラムでは、賀川記念館の閲覧とともに、記念館のスタッフから賀川記念館の概要や賀川豊彦の取り組みについてお話をいただく。

 

  • ふたば学舎・大橋地下道ウォールギャラリー

ウェブサイト:https://futabasyo.jp/

住所:兵庫県神戸市長田区二葉町7丁目1−18

アクセス: JR神戸線・市営地下鉄西神山手線・海岸線「新長田駅」:南へ徒歩約13分

【概要】

  • ふたば学舎(二葉公園) は昭和4年に開校した旧二葉小学校の校舎を保存した建物で、当時の雰囲気を色濃く残したレトロで趣ある空間が広がる。平成20年に校舎としての歴史に幕を下ろし、現在は様々な地域活動の場として活用している。
  • 大橋地下道には、ウォールギャラリーと名付けられた震災資料の展示コーナーもあり、神戸の壁や新長田の変遷を紹介する写真パネルなどが展示されている。神戸の壁とは、阪神・淡路大震災で長田区を襲った大火で焼け残った防火壁である。1927年頃に公設市場の防火壁として建てられたもので、神戸大空襲と震災の二度の大きな火災に耐え、現在は、兵庫県淡路市の北淡震災記念公園内にて、その姿をとどめている。
  • 阪神淡路大震災の被害甚大であった神戸市長田区では、子どもや在日外国人、障害者等が大きな被害を受けた。当日は、「ふたば学舎」「大橋地下道ウォールギャラリー」の写真の閲覧を通して、阪神淡路大震災に伴う多様な背景を有する子ども・若者・成人の「いのち・生活・発達」等の危機の実態を理解するとともに、今後の支援のあり方について考えていきたい。

 

  • 神戸市立丸山中学校西野分校(夜間中学)

ウェブサイト:https://www.kobe-c.ed.jp/mrn-ms

住所:兵庫県神戸市須磨区大黒町5丁目1−1 神戸市立太田中学校内

アクセス:市営地下鉄「板宿」・山陽電車 「板宿」から徒歩5分

【概要】

  • 1950(昭和25)年に神戸市立丸山中学校、室内小学校分教場として長田区の番町で開設された(昭和39年には神戸市立丸山中学校西野分校に改称)。1995(平成7)年に1月に阪神淡路大震災で校舎が倒壊し、1996(平成8)年に太田中学校内に開設される。
  • 在籍生徒は約30名で、1781歳が学んでいる。国籍としても、日本・中国・フィリピン・ベトナム・インドネシア・シリア・ネパール・ヨルダン等と幅広い。
  • 当日は、これまで、戦争や貧困の影響で学校に通えなかった人々や在日外国人等を中心とした多様な背景を有する若者・成人の学びの提供を通して、生徒に生きる希望や将来の希望を与えてきた公立夜間中学の取り組みの見学を通して、子どもの多様な教育的ニーズに応じた教育支援の今後の在り方・方向性を考えていく。